The Sims4 「シムも掴める!区画外で撮影可能!建築のための神ツール! TOOL mod」
こんにちは!
本日は以前からTwitterのTL上で度々見かけていたTOOLmodについてのご紹介です!
ざっくりと読むと、
「普段建築が出来る区画の外側にオブジェクトを置ける」
とあるので、
「へ~そんなことも出来るのか~。やってみたら楽しそう」
としか思っていなかったのですが、
こちらを使いこなすと、
神SSを撮影出来たり、建築の際のオブジェクト移動で普通では出来ないことが出来るようになるので、ものすごく使えるスクリプトmodだということが分かりました!
先日ハロウィンコラボにてご一緒させて頂いたSatiSimさんとKateさんにその活用方法を伝授して頂いたので、下記にて記載します!
【導入編】
①まず、TOOLmodの配布HPに行き、利用規約を含めて説明を読んで下さい。
DLしなければいけないファイルは3つです。
Tmex-T.O.O.L.package Tmex-TOOL.ts4script Tmex-Always Testing.ts4script
です。
Tmex-Always Testing.ts4scriptは「すべてのチート入力を継続して許可する」という意味の「testingcheats true」の手動での入力を省くために必要なものです。
普段から手動で入力している方は必要ありません。が、折角なのでDLして入れておいても問題ないと思います。
②入れる場所は、
PC>ドキュメント>Electronis Arts >The Sims4 >Mods
いつものmodを入れる場所に、ファイルなどに入れずに直接の状態で入れます。
これだけで導入は完了です。
【SS撮影編】
①まず、このTOOLmodを使える状態にするには、
シムズを起動した後に、Shift+Cを押してチートコンソールを開き、
bb.moveobjects と bb.enablefreebuild を入力し、両方をonの状態にして下さい。
②撮影したい自然の風景がある場所の一番近くの建築用区画にシムを移動させる。
今回は海で撮影したかったので、ここに移動しました。
③プレイモードで任意の場所を訪れたら、建築ボタンを押して、区画に沢山テレポートmodの石像を置きます。
本当は二個でいいんですけれど、いろんなポーズを取らせたりするのにいちいち建築モードにするのが非常にめんどくさいので。
④プレイモードに戻したら、
「Shiftを押しながら」そのオブジェクトをクリックします。
するとTOOLmodが起動します。
⑤TOOLボタンを押すと下の画像のような四つの選択肢が出てきます。
Toggle Active Objectはオブジェクトを掴むボタン
Moveは座標入力でオブジェクトを移動させるためのボタン
Elevateはオブジェクトの位置を数字の入力で上下に動かせるボタン
Rotateはオブジェクトの角度を繊細に変更できる(回転できる)ボタン
です。
後程上下と角度については下記で説明します。
この「最初の画面のmove」は細かい位置を座標入力で決めて移動させるものなので、後で使います。
⑥Toggle Active Objectを押したら、次はそのオブジェクトを移動させたい、何もない地面で、Shiftを押します。
そして、Move Active Object Hereというボタンを押す。
すると、オブジェクトがここに移動してくれます。
ただ、このままでは海を背景に撮影するには背景がよろしくないので、
Rotateを押してこのオブジェクトの角度を変えます。
角度が決まった後は再びToggle Active Objectを押して、この選択されたときの緑に光る状態を解除します。
⑦ここまでで一人用のポーズは撮影出来ますが、二個目のテレポートmodの石像を設置する時は、これでは撮影出来ません。
何故なら、TOOLmodは、基本『何もない場所』への移動だけが出来るものだからです。移動予定の場所にオブジェクトがあったり、シムがいるとターゲットがそちらに勝手に切り替わってしまい、『二個目を直接その場所へ移動することが出来ない』のです。
なのでここで今度は『Move』というボタンを活用する必要があります。
これは‐25~25の間で位置を変えれますよと書いてありますが、
実際入力する時は、 25,25 のように 座標として入力する必要があります。
例えば、 0,0 は同じ場所。
Xが横、Yが縦なので、
例えば 1,0 と入力したら、「横に一マスだけ移動させる」という意味になります。
この原理を使うことになります。
まず、地面に特徴的な模様があるような場所に一つ目のオブジェクトを先ほどのやり方で持ってきたら、Moveを押して、1,0と入力。
すると一マス右へずれる。
これを二つ目のオブジェクトでも同じ動作として繰り返します。
上手く重なりましたね。
ここまで来たら、さっきと同じように回転させる。
後はいつもの通り、ポーズ指定で撮影させれば完了です。
直接重ねることが出来ないので、ほんの少しはずれるかもしれませんが、結構上手くいくものです。
今回は地面の丸い模様を目印にして、オブジェクトを置く→移動×2回くりかえしました。
⑧ちなみにこのTOOLmodは、掴んでから移動させる段階では『シムが歩いて移動できる場所』にしかオブジェクトを移動させることが出来ません。
ただし、さっきみたいに、一回それで移動させたオブジェクトを、
『追加で座標入力で移動させる』と言うことが出来るので、例えば海の真上に座標入力でテレポートmodを飛ばし、そこでシムを置いて撮影も出来ちゃったりします。
こんなことも出来ちゃう~w
海の上でポーズ取らせちゃったり。
【撮影応用編・Sims3と似たようなこと出来ちゃう~】
このTOOLmodシムのことも掴めます!
私はSims3を遊んだことが無いのですが、Sims3ではシムを掴むことが出来たと聞いたことがあります。多分それと似たようなことが出来ます!
まず、シムの上でShift+クリックをし、TOOLボタンを押したあと、Toggle Active Objectのボタンを押してシムを掴んだ状態にします。
シムの動作読み込み中は反応しません。上手く出来ない時は、プレイモードで再生ボタンを押して読み込みを完了させてください。
(※ポーズがどんどん切り替わっている状態は問題ありません。ポーズを取らせていたシムにそれをやめさせる…などの、動作切り替え中は反応しない時があるという意味です。)
次に上記で説明したように、何もない場所でShift+クリックをしてから、Move Active Object Hereを押せばさっき掴んだシムをここに移動できます。
単純な移動からのSS撮影だけならこれで完了。
お部屋の中なんかで、ここを背景にした後はこっちを背景に~なんていうのが、建築モードにいちいちしなくても、ポーズを取らせたまま、
このTOOLmodで移動させることが出来ます。
ただ、先ほども語りましたが、オブジェクトに重ねる形で移動させることが出来ないので、図のように橋のCCオブジェクトの上にシムを乗っける時は、
ElevateとRotateとMoveでそれぞれ数字を入力して移動させる必要があります。
一例ですがこれは
Elevateは4(4段階上に上げる)、Rotateは‐10(時計回りに10度傾ける)、
Moveは2,2(上に2マス、右に2マス移動させる)
と入力した後に、Elevateのみ‐0.2とかそんな数字を入れるのを繰り返して、シムの足の裏が橋にちゃんと乗っているように見えるよう、
高さを微調節してます。
位置が決まったら、MCCCのドレッサーを使ってお洋服を瞬間着替え→ポーズを取らせてみました!(先にポーズ取らせてから移動ももちろん可能)
以上SS撮影の方法の説明でした!
【建築編】
①SS撮影の方法を踏まえた上で、このツールは建築にも非常に活用できる神ツールです。
通常、建築を普段からする方は、bb.moveobjectsをonにしてから、 Ctrl+9でオブジェクトを上昇、Ctrl+0でオブジェクトを下降という風にしていると思います。
なので、このツールの説明をさらっと聞いただけでは、「建築チートで出来ることをわざわざこのスクリプトmodを使ってしなくても…」と思うかもしれません。
が、
このスクリプトmodがすごいのは、
地面の下に沈む形でオブジェクトを下げることが出来る
というところなのです。
②例えばこんな感じで設置したオブジェクトを
先ほどと同じようにShiftを押しながらオブジェクトをクリックしてTOOLmodを起動させる。
その後、今度はElevateを押す。
するとこのような画面になります。
これは、-25~25までの間の任意の数字を打ち込むと、指示道りにオブジェクトが上昇、下降出来るという物です。
例えば、-0.1と入力すると、Ctrl+0を一回押したのと同じことが起きます。
ただし、普通は地面は突き破れないのですが、これは突き破れます。
②こんな感じになります。
地面からオブジェクトが出ているような風に作るには、今まで、地下を仮で作り、そこから、オブジェクトをCtrl+9で上昇させ上に出す必要がありました。
しかしこのTOOLmodを使えば、まず地下なんて作らなくてもこのようなオブジェクトの置き方が実現できる。
二階に存在して欲しい装飾は二階から一階の天井へめり込む指示を与えていることにより、二階のオブジェクトとして認識させることが出来るのです。
bb.moveobjectsを多用するビルダーさんなら、感涙レベルのものではないかと個人的には思います。
SS撮影の項目でも記載した、Rotateのボタンですが、Change Axisを押すと今まで並行で回転させていた機能が垂直回転へと切り替えることが出来ます。
図のような感じで、煙突やシム自体を傾けることが出来ます。なので、この角度を持ったオブジェクトを組み合わせてNOCC建築の幅が物凄く広がりますね!
そしてこのままの位置情報でギャラリーへNOCC建築として共有が可能です!!
③私はよく、地面のデコレーションにプール用の照明を使うのですが、今後このTOOLmodを使えば、普通のランプの足の部分を地面に埋め込んで隠し、丸い部分だけを出して、使ったりも出来ます。テーブルの上のランプも同じくです。
全ては記載はしませんが、使い方は無限大。
是非活用してみてくださいね!
SatiSimさんとJessさんが早速こちらの機能を使って建築をなさっています。
普通では出来ない位置へ凹ませて、より美しいフォルムにした屋根などなど、要チェック!!
'Little Suramar' is up on the Gallery and No-CC! Origin ID: SatiSim 💙
— SatiSim (@SatiSimBuilds) November 7, 2019
This is my turn on the beautiful #worldofwarcraft city #suramar!
It's a 50x50 residence lot!
I hope you like it 🤗 @TheSims @Warcraft #sims4 #thesims4 #ts4 #TS4DiscoverUniversity #discoveruniversity pic.twitter.com/4krRtdtGTo
Diagonal walls everybody! 😍 Had a fun time building this. Speedbuild soon 💚 #TheSims4 @TheSims #showusyourbuilds @SimsCreatorsCom pic.twitter.com/WGEFMruN11
— JessieBear 🐻 (@JessHartsTheSim) November 8, 2019
④フィールド上のゴミ箱、消火栓、一部の花もこのツールで移動が可能です。
一部の木、一部の花は移動させることが出来ません。
これで、建築を共有する際のサムネイルも、余計なゴミ箱が写りこまないように出来ますね!
もちろん、マップ上にたまにある、意味のないバーベキュー場をがらっと模様替えしてバザー会場の様に変更することも出来ます。
以上、TOOLmodのHOW TOでした!
それではまた!( `ー´)ノ
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